「iPadに20万円以上って、さすがに高すぎじゃない?」
そう思っていたのに──気づけば毎日触ってない日はなかった。
結論から言うと、“これは生活を変える1台”だったのです。
2024年に発売されたM4チップ搭載の13インチiPad Pro。
発売直後に購入してから1年2ヶ月、今では「これは本当に買ってよかった」と心から思っています。
というのも、私は歴代iPadを15年以上使い続けてきた“ガジェット好き”。
だからこそ、この最新モデルがどれだけ進化したのか、体験ベースで語れる自信があります。
もちろん、誰にでも勧められるモデルではないとも感じています。
この記事では、
- 「価格以上の価値を引き出したい」
- 「日常的にガッツリ使い込みたい」
という方向けに、リアルな使用感と満足度を正直にレビューしていきます。

はじめに:私のiPad遍歴
ここで少し、これまでの私のiPad歴をご紹介します。
初代iPad(2010年発売)
“魔法の板”と話題になった初代モデル。重くて分厚かったけれど、紙のノートからの脱却を感じさせてくれた革新的な1台でした。
新しいiPad(第3世代・2012年発売)
「The New iPad」という独特な名前。初のRetinaディスプレイ搭載で、電子書籍や写真が一気に美しくなり、iPadが一段と身近な存在に。
iPad 第6世代(2018年発売)
Apple Pencil(第1世代)に対応したことで、メモやイラストが描けるように。仕事でもiPadを使うきっかけになった1台です。
iPad Pro 11インチ 第1世代(2018年発売)
ベゼルレスデザイン、Face ID、USB-C対応で、iPadが一気に“PC寄り”のデバイスに進化。外出先でもパワフルに使える機動力が魅力でした。
iPad mini 第6世代(2021年発売)
コンパクトなのにパワフルな“小さなiPad Air”のような存在。USB-C搭載やベゼルレスデザインで、持ち運びやすさと機能性を両立。外出先での読書・メモ用途にぴったりで、iPadの使い方の幅が一気に広がりました。
M4 iPad Pro 13インチ(2024年発売)
そして現在の愛機。Apple史上最薄のボディに、M4チップの処理性能を詰め込んだフラッグシップモデルです。画面サイズ・性能・アクセサリの拡張性まで、ようやく“理想のiPad”に出会えたと感じています。
なぜ買ってよかったと思えたのか?
M4 iPad Proを1年使った今、はっきり言えるのは
高いけど、毎日使ってるからこそ後悔ゼロ
ということです。以下、具体的にその理由を5つ挙げていきます。
理由①:据え置き運用なら13インチが最強だった件
「iPadって持ち歩くもの」──そう思っていた自分が、今は家専用でがっつり使っています。
特に13インチは、大きいからこそ“据え置き用途”に強い。
私はモニターアームやスタンドに取り付けて、こんな使い方をしています
🖥 昼: サブディスプレイ的に使って調べ物・SNS・相場チェック
📖 夜: ベッド横で映画・読書タイムにぴったり
▼ちなみに、私はこんなふうに設置しています▼
デスク周りがスッキリして、作業効率もかなり上がりました。
1台で用途が切り替わる柔軟性があり、気がつけば生活の中心に。
YouTube視聴やブログ執筆、Kindleやマルチタスク(ステージマネージャー)まで、どの場面でもストレスなしで使えています。
理由②:Face IDとの連携がスムーズすぎた件
Proモデルを選んだ最大の理由がFace IDの存在。
2018年モデルでもFace IDでしたが、その後iPad mini 第6世代でtouch idを使うことになるのですが、これが・・・私にとっての鬼門。
私の体質的問題ですが、汗っかきだとどうにもこうにもTouch IDが反応してくれません。Face IDなら画面を見ただけでロック解除。
特にMagic Trackpadと組み合わせることで、
「手を添える → 認証される → 即操作開始」という無駄のない動作が完成します。
1日に何十回も行う操作だからこそ、この快適さの差はバカにできません。
今ではもう、Touch IDには戻れない体になりました。(miniにもFace ID搭載キボンヌ)
理由③:Magic Trackpadとの相性が神レベルな件
iPadで“本気の作業”をするなら、ポインティングデバイスは必須。
その中でもMagic Trackpadとの親和性は抜群でした。
- アプリやウィンドウの切り替えがスムーズ
- ジェスチャー操作で直感的にコントロール
- DaVinci Resolveでのタイムライン編集も快適
物理キーボードとの組み合わせで、もはやノートPCに匹敵する操作性。
もはや「タブレット」ではなく、「トラックパッド前提のiPad」という感覚です。
秋のiPadOS 26での進化が楽しみです。
理由④:M4チップが動画編集に本気で使えた件
正直、最初はオーバースペックだと思っていました。
でもYouTubeを始めて、DaVinci Resolve for iPadで編集をするようになってから認識が一変。
- 4K動画もサクサク編集
- カラーグレーディングもストレスなし
- 書き出し速度も優秀
将来的にもっと重たい編集をするようになっても、スペック的に不安がないというのは非常に心強いです。
理由⑤:毎日使うものだから“高くても価値がある”件
たしかに20万円超えは、冷静に考えればかなり高価です。いや、冷静に考えなくても高過ぎです。
でも、それを毎日確実に活用し、快適さや効率アップにつながっているならどうでしょう?
私はこのiPadを
- 情報収集・調べ物
- 動画視聴・読書
- ブログ執筆
- 画像・動画編集
これだけ毎日使い倒して快適さを実感していると、
「これは高額なガジェット」ではなく、“生活の質を上げる投資”だったと素直に思えます。
結論:20万円超えでも、買ってよかったと思える1台
1年使った今の結論
M4 iPad Pro 13インチは高い。けど、それ以上に満足できる。
- 据え置き用途なら13インチは正義
- Face IDとMagic Trackpadの組み合わせが快適すぎる
- M4チップの性能がプロ用途にも対応
- 毎日使うからこそ“価値ある投資”だった
こうした点が積み重なって、今ではこう思っています:
「これ以上の選択肢はなかった」
iPadを“ただのタブレット”ではなく、“生活の中心になる1台”にしたい方には、
このM4 iPad Pro、強くおすすめします。
余談ですが・・・
とはいえ、このiPadがすべての人にとって最適解かというと、そうではありません。
価格の高さや活用できる用途が限られている人にとっては、コスパが合わない可能性もあります。特に以下のような方は、無印iPadやAirモデルの方が満足度が高いかもしれません。
- 外出メインで使いたい方(13インチは大きくて重いです)
- ブラウジング・動画視聴などのライトな用途が中心
- Apple PencilやMagic Trackpadをあまり使わない予定
では、また。
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