【KADOKAWAデータ流出事件に学ぶ】フリーランス・個人事業主の方必見 ネットワークセキュリティ対策は充分ですか? サイバー攻撃を未然に防ごう

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はじめに

KADOKAWAのデータ流出事件。サイバー攻撃で大規模なシステム障害が発生し、子会社でニコニコ動画などを運営するドワンゴの全従業員の個人情報などが外部流出という大きな被害が出ています。これは大企業だけではなく、中小企業以下フリーランスや個人事業主としても対岸の火事ではありません。

近年、インターネットの普及に伴い、フリーランスや個人事業主として活動する人々が増えています。しかし、インターネットの便利さと共に、サイバー攻撃のリスクも増大しています。あなたのビジネスがサイバー攻撃の標的になった場合、大きな損害を被る可能性があります。この記事では、中小企業やフリーランス・個人事業主が取るべきネットワークセキュリティ対策についてご紹介します。

こんな人にオススメ

この記事は、以下のような方々に特にオススメです。

  1. フリーランスの方
    • デザイン、ライティング、プログラミングなど、様々な分野でフリーランスとして活躍している方々。
    • クライアントとのやり取りやプロジェクト管理をオンラインで行っている方々。
  2. 個人事業主の方
    • 自宅や小規模オフィスでビジネスを運営している方々。
    • 顧客情報やビジネスデータをデジタルで管理している方々。
  3. 在宅勤務の方
    • 企業に雇用されながら自宅で仕事をしている方々。
    • 会社のネットワークにリモートアクセスしている方々。
  4. これからフリーランスや個人事業主として活動を始める方
    • セキュリティ対策をしっかりと理解し、安心してビジネスをスタートさせたい方。

近年のサイバーインシデントの事例紹介

まずは最近のサイバー攻撃の事例をいくつか紹介し、実際にどのような被害が発生しているのかを見ていきましょう。

対策について確認したい方はコチラ

2024年6月 – KADOKAWAデータ流出事件

2024年6月、大手出版社KADOKAWAがサイバー攻撃を受けていることが発覚しました。攻撃を実行したのは「BlackSuit」と名乗るハッカー集団で、彼らはこれまでも様々な企業への攻撃を行ってきたとされています。被害に遭ったKADOKAWAは、攻撃によって漏洩した可能性のある個人情報の詳細を調査中です。この事件は企業のセキュリティ対策の重要性を改めて認識させ、対策の強化が求められる契機となることでしょう。

KADOKAWAは6月8日未明から大規模なシステム障害に見舞われた。ランサムウェア(身代金ウイルス)によりサーバーのデータが暗号化されたといい、事業に影響が出ている。サイバー犯罪集団が6月27日、自らの関与を主張する犯行声明を公表。KADOKAWAは翌28日、取引先との契約書や子会社ドワンゴの全従業員の個人情報などが外部に流出したことを確認したと発表していた。

2024年5月 – 「積水ハウス Net オーナーズクラブ」にサイバー攻撃、現在運用していないページのセキュリティ設定に不備

2024年5月24日、積水ハウス株式会社は、会員制サイト「積水ハウス Net オーナーズクラブ」がサイバー攻撃を受け、顧客情報が外部に漏洩したと発表しました。5月21日にサーバー業務を委託している業者から異常なアクセス増加が報告され、調査の結果、過去のフォトギャラリーページのセキュリティ不備が原因でデータベースが攻撃されていたことが判明。漏洩した情報にはメールアドレス、ログインID、パスワードなどが含まれ、108,331人の顧客と183,590人の従業員情報が漏洩しました。現在、サイトは停止中で、個人情報保護委員会と警察に報告し、顧客への連絡も進めています。顧客には、他サイトのパスワード変更を呼びかけています。

2024年5月 – 北米日産にサイバー攻撃、5万3,000人超える従業員の個人情報流出

2024年5月15日、BleepingComputerは北米日産のデータ侵害について報じました。昨年11月、日産は外部VPNを狙ったサイバー攻撃に遭い、特定の社内システムが停止され、身代金を要求されました。この攻撃により、5万3,000人以上の現従業員および元従業員の個人情報が流出した可能性があります。

外部のサイバーセキュリティ専門家と協力してインシデントを封じ込めた後の調査で、不正アクセスが行われたファイルには名前や社会保障番号などの個人情報が含まれていたことが判明しました。金銭関連の詳細情報は含まれていません。同社は流出データの悪用事例は認識していないものの、影響を受けた人々にExperianを通じた2年間の無償クレジットモニタリングサービスと個人情報盗難防止サービスへの加入案内を送付しています。

フリーランス・個人事業主・リモートワーカー向けのサイバー攻撃の事件例

1. フリーランスデザイナーのフィッシング攻撃(2019年)

あるフリーランスデザイナーがクライアントからの依頼と偽ったフィッシングメールを受け取りました。メールには、プロジェクト詳細を確認するためのリンクが含まれており、クリックすると偽のログインページに誘導されました。デザイナーはログイン情報を入力してしまい、攻撃者にパスワードを盗まれました。攻撃者はデザイナーのメールアカウントにアクセスし、クライアントとのやり取りを監視して金銭を詐取しました。この事件を受けて、デザイナーは二要素認証を導入し、フィッシングメールの見分け方を学びました。

2. 個人事業主のランサムウェア攻撃(2020年)

個人事業主として会計サービスを提供している人がランサムウェアの被害に遭いました。攻撃者は不正な添付ファイルを含むメールを送り、事業主が添付ファイルを開くとランサムウェアがシステムに感染しました。結果として、すべての顧客データが暗号化され、攻撃者はデータの復旧に身代金を要求しました。事業主はバックアップを持っていなかったため、データを取り戻すために身代金を支払うことを余儀なくされました。この事件を機に、事業主は定期的なデータバックアップとセキュリティソフトの導入を行いました。

3. フリーランスライターのアカウントハック(2021年)

フリーランスライターがソーシャルメディアアカウントをハッキングされました。攻撃者はライターの個人情報を盗み、アカウントに不正アクセスしました。その後、攻撃者はライターのアカウントを利用して詐欺的な投稿を行い、フォロワーから金銭を騙し取ろうとしました。ライターはすぐにアカウントの乗っ取りに気づき、プラットフォームに報告しましたが、アカウントの復旧には時間がかかりました。この事件を受けて、ライターはパスワードを強化し、二要素認証を設定しました。

4. 個人事業主のデータ流出(2022年)

ある個人事業主が、クラウドストレージサービスを利用して顧客データを管理していました。しかし、クラウドストレージの設定ミスにより、データがインターネット上に公開されてしまいました。第三者がデータにアクセスし、顧客の個人情報が流出しました。この事件は顧客からの信頼を損ない、事業主は多くの顧客を失いました。この教訓から、事業主はクラウドストレージのセキュリティ設定を見直し、顧客データの保護に努めるようになりました。

これらの事例からも分かるように、フリーランスや個人事業主にとってもネットワークセキュリティ対策は非常に重要です。適切な対策を講じることで、サイバー攻撃のリスクを軽減し、安心してビジネスを運営することができます。

ネットワークセキュリティ対策の重要性

サイバー攻撃のリスクは年々増大しています。フリーランスや個人事業主にとって、ネットワークセキュリティ対策は非常に重要です。対策を怠ると、ビジネスの存続すら危ぶまれる可能性があります。

そこで、オススメしたいのがネットワークセキュリティ対策「サイバーポリス」というサービスです。

サイバーポリスとは?

サイバーポリスとは、最新のセキュリティ機器「Pico UTM 100 S」を月額1万円でレンタルするサービスです。セキュリティには自信があり、事故発生時には最大100万円が保証されます。
「Pico UTM100 S」は、小規模オフィスや自宅オフィス向けに設計された、オールインワンのネットワーク・セキュリティデバイスです。UTM(Unified Threat Management)とは、ファイアウォール、アンチウィルス、侵入検知・防御など、複数のセキュリティ機能を一つにまとめた統合脅威管理デバイスのことを指します。

「Pico UTM100 S」の特徴と強み

  1. らくらく設置!かんたん管理!
    • つないだ瞬間からすぐ働いて守るプラグアンドプレイ。簡単に設置・設定できます。操作・脅威ログ確認も簡単で、管理者不要。
  2. 業界最速クラスの処理速度
    • 脅威に対する処理速度:スループット 700Mbpsで通信スピードが落ちません。
  3. 特許DPIエンジン搭載で検知率99%
    • シスコシステムズ、IBM、NEC等、大手企業に技術供与しているLIONIC社の特許DPIエンジン搭載で検知率が99%と非常に高いUTMです。
  4. 常に最新のセキュリティ
    • 自動的に本体のウイルス定義ファイルをアップデートし最新の状態を保ちます。
      またクラウド連携のスキャンに使用するデータは常時更新されますので常に優れたセキュリティ機能を提供します。
  5. コンパクトでも非常に強力な機能搭載
    • アンチウイルス、マルウェアサイト防止、不正侵入防止をはじめ、複数の強力なセキュリティ機能を手のひらサイズにまとめたUTMは135gと軽量でどこにでも設置可能!
  6. 低コストだがLAN全体を防御できるUTM
    • PCやタブレットなどはもちろん、プリンターや監視カメラなどのIoT機器も含んだネットワーク全体を1台で守ります。端末ごとの対策と比べ、導入や運用コストを大幅にコストダウンできるハイブリットなUTMです。

「Pico UTM 100 S」を実際に設置して使ってみた

以下は、Pico UTM 100 Sを実際に設置して使ってみた体験談です。

  • 設置の簡単さ
    • デバイスの設置は非常に簡単で、専門的な知識がなくても短時間で完了しました。接続ガイドに従うだけで、すぐに使用を開始できました。
  • 効果的な脅威検知
    • 設置後、リアルタイムで脅威を検知し、警告を受け取りました。これにより、私自身は何もしていないものの、セキュリティ意識が高まりました。
  • ユーザーフレンドリーなインターフェース
    • 管理インターフェースは直感的で使いやすく、セキュリティ設定の変更やログの確認が容易に行えました。
Pico UTM 100 Sが入った箱とiPhone12/MX ERGOと並べてみました。思いの外小さいです。
「Pico UTM 100 S」本体と充電器、iPhone12。
「Pico UTM 100 S」の背面。電源とWAN/LANケーブルをそれぞれ接続するだけの簡単設置です。

家庭内のルーターと背面の「WAN」をLANケーブルで接続、背面の「LAN」とスイッチング・ハブ/Wifi APをLANケーブルで接続、以上で設置完了。

「Pico UTM 100 S」を稼働させた翌日に管理画面で不正アクセスなどないか、確認してみました。

管理画面へのログイン。
ログイン直後の画面。さっそく「不正侵入防止」10件検知との文言が。。
海外からと思われる不正アクセスが数時間内に何件も。

ということで、わずか数時間の設置で10件もの不正侵入を防いでくれていたようです。
日常的にネットの世界では不正アクセスが横行しているのでしょうか。。

まとめ

フリーランスや個人事業主にとって、ネットワークセキュリティ対策はビジネスの成功と安全を守るために不可欠な要素です。「Pico UTM 100 S」のような総合的なセキュリティソリューションを導入することで、サイバー攻撃のリスクを大幅に軽減できます。

サイバーポリス/Pico UTM100 Sは、あなたのビジネスを守る強力なパートナーとなるでしょう。詳細については、以下のリンクからチェックしてみてください。

オールインワンのセキュリティ対策には!【サイバーポリス】

この記事があなたのネットワーク・セキュリティ対策の一助となれば幸いです。サイバーセキュリティは常に進化し続けているため、最新の情報をキャッチアップし、適切な対策を講じることが大切です。

では、また。

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