最近、SNSで「アクセンチュアが週5日出社に戻るらしい」という話題がバズってましたね。
「え、いまどきフル出社!?」と、思わず二度見した人も多いはず。
アメリカでは結構前から出社回帰しているニュースをよく目にしていましたが、日本にも同様の流れがきているのか・・・。
日経クロステック(2025年4月16日)によれば、アクセンチュア日本法人では、原則週5日出社を求める運用に切り替えていくとのこと。
記事の要約
■ アクセンチュア、2025年6月から全社員に週5出社を義務化へ
- アクセンチュアは2025年6月1日から全社員に週5日の出社(顧客先または自社オフィス)を義務づける方針。
- これまでは2023年10月から週3日出社を推奨していたが、さらに出社が強化される。
- 目的は「対面による人間関係の強化が、スキル向上やイノベーションにつながる」という考えに基づく。
- 同様の動きとして、LINEヤフーも出社頻度を引き上げている。
クライアントワークを重視する業態ならではの判断のようですが、リモートに慣れた身としては、ちょっと複雑な気持ちになります。
ちなみに、私の勤務先はというと——出社・在宅、どちらも自由(2025年4月時点)。
業務に合わせて「月水金は出社」「火木は家で集中しよう」といった感じで、自分で決められます。
私は週に1〜2回は出社するようにしています。
ということで今回は、話題のニュースをきっかけに、ITエンジニア目線での“働き方”について、改めて考えてみました。
アクセンチュアが週5出社に切り替える理由とは?
記事によると、今回の方針転換の背景にはこんな理由があるようです。
- クライアントとの関係構築強化(対面の価値)
- チーム間の連携やコラボレーションの質を高めたい
- 若手の育成(OJT)を強化したい
- リモートで見えづらかった業務の進捗や空気感のキャッチアップ
うーん、確かに納得できる部分もあります。
コンサルの仕事って、チームや顧客との密なやりとりが要なので、「現場にいること」そのものが武器になる職種ではありますよね。
でも、すべての業種・職種にこのスタイルが最適かというと…個人的にはちょっと疑問です。
ITエンジニアにとって出社は最適解?
ITエンジニアの仕事って、PCとネットがあればどこでも完結する場面が多いです。
私は基本的に「家のほうが集中できる」タイプなので、リモートワークの恩恵は非常に感じてます。
🏡リモートワークの良さ
- 通勤がない=時間も体力も温存できる
- 自分好みのデスク環境を整えられる(デュアルディスプレイ、静かな空間)
- 集中タイムを確保しやすい
- スケジュールを柔軟に調整しやすい
とはいえ、出社にも出社なりの良さがあるんですよね。
🏢出社のメリット
- ちょっとした相談や雑談がしやすい(←意外と重要)
- 雑談から新しいアイデアが生まれることも
- 「チームでやってる感」がある
- 新人や若手との距離感が縮まりやすい
だから私は、「出社と在宅、どっちかに決め打ち」じゃなくて、“ハイブリッド”がちょうどいいと思っています。
自分のペースで働けるありがたさ
今の職場は、出社するか在宅勤務にするかは完全に自己判断。
その日の仕事内容に合わせて決めています。
- ひたすらリモート会議の打ち合わせが終日入っている日は在宅
- チームとがっつり話し合う日は出社
選べるって、とても快適なんですよね。
まとめ:正解はひとつじゃない
アクセンチュアのように「対面を重視する」スタイルもあれば、私のように「自由に選ぶ」スタイルもある。どちらが正しいというより、職種やチーム文化に合ったスタイルを選べるかどうかが大事なんだと思います。
「働き方改革」という言葉が独り歩きしがちだけど、本当に改革してほしいのは、“選択肢がない”状況なんじゃないかなと。
私はこれからも、働きやすい場所・時間を自分で選びながら、パフォーマンスもメンタルも良い状態を保っていきたいと思ってます。
では、また。
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